ビオダンサ

日曜日に、初めてのビオダンサ体験してきました。

私が出産した助産院が主催している、

産後の女性向けのワークショップに参加。

ビオダンサ〈Biodanza〉は、

スペイン語で「いのちの踊り」という意味。

音楽・リズム・感情によって、

人の統合と成長を促すのだそうです。

1960年代から始められ、ヨーロッパや南米では

いろいろなシチュエーションでセッションが

行われているようです。

ティーチャーの導きのもとに、いろんなダンスをします。

みんなで輪になったり、手をつないだり。

ペアになってみたり。

音楽にあわせて、好きな踊りや動きに集中します。

だんだん、いろんなところがゆるんできます。

なかなか言葉で表すのは難しいけれど、

ビオダンサのキーワードにひとつに

「今を生きる」というのがあります。

今、この一瞬を生きる。

これを感じることは実は難しいことなのかもしれない。と、

だんだん大人になると感じてしまうかもしれない。

でも、ビオダンサをやっていくうちに

考えも動きもシンプルになって、

忘れていた何かを思い出した感じになる。

自分に「だいじょうぶだよ」といってあげてる感じ。

自分はいろんなものと、世界と繋がっているんだと思いだし、

そして知らず知らずに心が開いてくる。

それと同時に、心が少し閉じかかっていた自分にも気づく。

この時、この場所に集まった十数名のひとたち。

なにかご縁があって集まったに違いない。

ビオダンサは旅にも似ています。

人と人が出会って、そして「さよなら」をいう。。

それが、このセッションには凝縮されているような気がしました。

最後のお別れのダンスでは、

私はとうとう涙が溢れ出てきました。

途中から、少し我慢していたものが溢れました。

いい涙。とてもいい涙でした。

ふとまわりを見ると、涙が伝染していました。

この短い時間のコミュニケーションだったけれど、

出会いのうれしさ、別れのさみしさがありました。

やっぱり時計の時間ではないのね。

どれだけ込めたか、それが大事なんだろうな。人生も。

やってみて思ったこと。

予想以上におもしろかった。

魂がよろこんでいる感じ。

なにかが心に響いている。

ヴィバサナーの瞑想のよう。じわじわと気づきがあります。

ダンスに集中している様は、さながら禅のようでもあり。

ゴアトランスのパーティで踊っているのにも似ている。

ゴアよりはもっとプリミティブな感じかな。

ファーストインプレッションはこんな感じでした。

また参加したいと思います☆