ひいらぎと豆がらで鬼払い

今日は節分ですね。

先週はうちの人たちがみんな風邪ひきさん

だったのもあって、なんだか余裕がなく

すっかり忘れていたんですが、

昨日、外出した帰りにスーパーに

よったら、節分グッズがたくさん並んでいて

あ〜、明日は節分だわ。と思い出しました。

今日は、ひいらぎと豆がらにちょっと小枝を添えて

フラワーアレンジのように飾ってみました。

こんな感じの節分も、なかなかよさそう。

ひいらぎのトゲと豆がらの音が

鬼を追い出すのだそうです。

あとは、いわしのニオイも鬼はきらいみたい。

そういえば、実家では節分になると、

いわしの煮干しのようなものを割り箸にくっつけて、

いろんな戸口にひっかけていました。

そういう理由からだったのか、と

大人になってから知りました。

そして、豆の木は繁栄の象徴。

陰陽道では、節分が本当の正月、

というならわしがあるようです。

明日は立春。春がはじまっていくわけですが、

その前日に邪を払うということなんでしょうね。

安倍晴明は、実際、節分に節分祭文という

呪文?(日本のエクソシズムでしょうね。)

をいう習わしがあったみたいですよ。

これから始める一年の前のお払いのようなものでしょうか。

節分は日本人の浄化の日、

ともいえそうです。

きれいさっぱりと、いきたいものですねぇ☆

うちの家族の風邪たちも浄化かしら?(笑)

そうそう、浄化といえばね、

こないだ聞いたのですが、

アイヌの方はヨモギを束にして、

背中をパンパンと払い、川に流すんだそうです。

そうやって邪気を払う。実際、だいたいの

邪気は払えるそう。(笑)

ネイティブアメリカンのセイジといっしょのようです。

所変われば品変わるといいますが、

おもしろいです。^^